TEXTILE JOURNEY‐日本のテキスタイルの「今」を知るためのヒントとなる、7つのキーワードをご紹介します!‐

屋内エリアのコンセプトは『TEXTILE JOURNEY』。日本のテキスタイルの「今」を知るためのヒントとなる、7つのキーワードとそれぞれのカテゴリーの出展者をご紹介します!

 

【職人と向き合う】

デザイナーと職人の協働により、一枚の布が出来上がる。デザイナーは、職人たちから専門的な知識や伝統技術を学び、そして長い年月をかけ対話を重ねながら、技術や生地の可能性を拡張させるstudyを二人三脚で行う。そのようなプロセスを経て、テキスタイルの可能性を世の中に提案し続ける作り手の挑戦と情熱に耳を傾けると、布の視方や楽しみ方がより広がりそうです。

OTTAIPNU/suha Fabric/イイダ傘店/JUBILEE/POTTENBURN TOKII/YURTAO/HANA LAB/admi/woo textiles/CREOLE/fuzoroito

 

【工場を背負って時代・市場と向き合う】

受注生産の仕事を請けながら、これからの工場のあり方を模索していく中で自身のブランドを立ち上げた産地の繊維工場たち。ストール、ネクタイ、傘など、工場の「得意」を突き詰めながら、日々自分たちで発信まで行っている。立ち上げの旗振りは社長や後を継ぐ人々。その工場が持つ歴史や日々の風景についてお話を聞くことができるかもしれません。

レピヤンリボン/OLN/ao/槇田商店/OSOCU/muto/mergen/TENJIN Factory

/HADACHU/米織小紋/山元染工場・ケイコロール/奥田染工場(24日)/佐藤ニット(24日)

【産地と向き合う】

繊維産地のメーカーに就職した若手や、産地に移住しデザイン活動をしている作家が立ち上げたブランド。生産現場と日々コミュニケーションを重ね、工場の強みや産地の特性などを汲み取りながらデザインに落とし込んでいる。外からやってきた新しい刺激が産地の新陳代謝になっていることも。こうした動きや商品が産地や地域の新しい魅力になって、さらに人を呼ぶ循環が生まれている。ブランドが生まれたヒストリーを聞いたり、デザイナーが見る産地や工場の魅力をモノから読み解いていくのも面白いはず!

福田織物(24日)/澤井織物(24日)/POLS/OTA KNIT/000(トリプル・オゥ)

SILLKI/nitorito/HARAPPA/大城戸織布/IIYU TEXTILE/メゾン寿司/小倉縞縞

Robert Hsu Textile

 

【素材と向き合う】

テキスタイルを作るには糸が必要で、染料や顔料が無いと生地を染められない。糸の繊細な変化と向き合ってものづくりをするニット屋さん、木から糸をつくるプロジェクト、材料の楽しみ方を提案する染料屋さん、廃材の新しい活用を見出す作家など。日々素材に向き合う作り手をご紹介。こだわりのポイントや素材にまつわるマニアックな話を聞けるかもしれません。素材からテキスタイルを読み解いていくことも、EXPOならではの楽しみ方!

ナカメリ工房(24日)/イノウエ(24日)/chocoshoe(24日)/Found & Made(24日)/みやこ染/ツバメヤ/udu textil/KEETO/SATOKA ABE TEXTILE /saredo -されど-/annita artworks/AND WOOL/busy fingers/motonaga/WOOLY

 

【理想と向き合う】

アイデア、デザイン、素材の調達、つくること。それらの全てを行い、工場での生産スケジュールではなく自分のスピードとこだわりに合わせた布づくり・服作りを実践している人たち。自分という最小単位で世の中に挑みながら、商品に込めた思いをお客様との対話で発信しつづけている。それぞれの人生観を深掘りして聞いてみたくなるかも?!

birphin/YUI MATSUDA/かぜつち模様染工舎/Kazuaki Takashima/円造/rumbe dobby/YOHN

【動植物と向き合う】

山や木々、草花など身近な自然、動物などをテーマに、テキスタイルデザインへ落とし込む。生命力のエネルギーを感じられるテキスタイルは、暮らしに彩りを添え、元気を与えてくれる存在でもある。手書きの柔らかなタッチ、型彫りや切り絵などで表現される力強い線など、作家それぞれの表現手法に注目して、花びらや葉の一枚一枚、動物の表情を鑑賞すると、テキスタイルデザインとの新たな出会いがあるかもしれません。

okada mariko/近藤実可子/otsukiyumi/chihiro yasuhara/kata kata/中澤楓/ルンルンテキスタイル/Ayuko Hazu/nocogou ノコゴウ/KAYO AOYAMA/soeru craft/HASHIMOTO NAOKO

【日常と向き合う】

モチーフとなるのは日々の生活の中で感じる季節の移ろい、いつもの風景、記憶のかけらや空想の世界。暮らしの小さな楽しみや心揺さぶられた瞬間が表現された模様は、使い手の日常をそっと明るくしてくれる。個性豊かな作家たちが暮らしの中から受けるインスピレーションが詰まっているラフスケッチやアイデアソースを、ぜひ覗いてみてください!

Canako Inoue/TANSAN TEXTILE/VRANA/いとい ゆき/Halka Mokkeroni/
entwa/POSIPOSY/Kana Kawasaki/Natsuki CAMINO/点と線模様製作所
/grasspool/minigara/mumea/MANAMI SAKURAI/beooomu/アラキケイ/KAKO MIYAMOTO/PORTRAIT LAB/441 ヨンヨンイチ/gochisou

どこから回ろうか迷ったら、日本のテキスタイルの「今」を知るためのヒントとなる、この7つのキーワードを羅針盤に会場を巡ってみてください。思わぬ出展者との新しい出会いや1枚の布の意外な魅力を発見することができるかも。テキスタイルの奥を知る、ワクワクとした旅路をぜひお楽しみください。

 

運営事務局

Management

What’s Expo’25

装いの庭EXPO’25について

約100組のテキスタイルクリエイターが集結!デザイナーから工場まで、日本のテキスタイル文化を楽しむ2日間『装いの庭EXPO‘25』八王子で開催。

日本は、世界でもめずらしい、小規模で多様な布作りや服作りが今なお息づく国です。近年はものづくりに根ざした小規模ファクトリーブランドや若手デザイナーによる独立系テキスタイルブランドが次々と立ち上がり、新たな可能性を切り開いています。

本イベントは、当たり前のように身近にある“布“の奥深さや新しい楽しみ方を届け、日本の繊維技術や文化の隠れた魅力・文脈に光を当てることを目指します。屋内エリアでは、布づくりの過程やオリジナリティ溢れる布製品に出会える出展者ブース、参加型のアートプログラム、屋外では自由な表現に挑む作家の展示やトークイベントなど、さまざまな切り口から布の奥を知るコンテンツが盛りだくさん。

さらに、布づくりの現場を取材したインタビュー冊子、スタンプラリー、全国の繊維産地を紹介するブースなどを通して、現在の布づくりの技術や制作工程、作り手の探求と挑戦をお伝えします。

EVENT INFORMATION

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装いの庭EXPO’25開催概要

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会場への行き方

東京都⽴多摩産業交流センター 東京たま未来メッセ

東京都八王子市明神町3丁目19−2

JR八王子駅から徒歩5分、京王八王子駅から徒歩2分

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東京たま未来メッセ 公式Webサイト | 交通アクセス https://www.tamaskc.metro.tokyo.lg.jp/access/

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